津市ホテル旅館料理組合あゆみ
戦後より続く「津の味津の宿」
30周年によせて
第三代組合長(歴代津市長)
老松店主
(故)岡村 初博
当時/平成2年4月1日発行より
津市旅館料理業組合30周年実行委員会
30周年記念誌【歩】より
平成13年現/41周年
令和3年現/61周年
津市旅館料理業組合が30周年を迎えられましたことを心からお喜び申し上げます。思い起こせば岩戸景気と呼ばれた景気拡大局面の中の昭和35年、業界の発展と親睦を図ることを目的に旅館料理業者が一丸となり新組合を結成されたのであります。爾来、今日まで30年の長さに亘り、幾多の変遷の中を組合員各位の力強い結束のもと、常に時代の変化に対応された諸活動を展開され、多大の業績を挙げられてこられましたことは誠に敬服のほかありません。また、私自身、父の時代から組合の運営に参画させていただいておりますが、この30周年を振返ります時、数々の思い出が脳裏に浮かび感慨も一人であります。ご案内の通り、昨今の我が国の社会経済情勢は変革極めて激しく、まさに激動の時代を迎えており、旅館料理業界にとりましても顧客ニーズの多様化、設備の近代化等多くの課題に直面しております。こうした環境下にありまして、組合員各位におかれましては結束をさらに強められ、これまで幾多の試練を克服された経験を糧として創意工夫をもってこの難局に当たられ、新たな飛躍をめざして邁進されることを願ってやみません。終わりに、津市旅館料理業組合の益々のご発展と組合員各位のご多幸をお祈り申し上げます。
年表
昭和35年9月「津市旅館料理業組合」設立 事務所は検校町に設置
初代役員 組合長 岡村末次郎【老松】
副組合長 藤井喜一 【金波荘】 伊藤文二【若草】 竹田勝生【三升】
専務理事 川北三男【松屋】
会計 高山清【角喜】 伊藤俊蔵【美鶴】
昭和38年10月 事務所移転 釜屋町 柴田方
昭和40年10月 事務所移転 西 町 小川方
昭和41年11月 三重県立大学(三重大)医学部、水産学部の入試宿泊斡旋取扱い開始
昭和48年8月 事務所移転 寿町20-18
昭和63年8月 事務所移転 寿町12-20
平成2年4月 津市旅館料理業組合30周年記念誌【歩】発行
平成6年 青年部発足
平成11年 ホームページ「津の味津の宿」開設
●津祭(安濃津丸)組合活動記録
平成〇年 事務所移転 津市西丸之内1-1家城ビル3階(三重県旅館ホテル組合内)
令和3年 事務所移転 津市北丸之内202(津市飲食業組合内)
■第一代 昭和35年 | ||||
組合長 | 岡村末次郎 | 老松 | ||
副組合長 | 藤井喜一 | 金波荘 | ||
伊藤文二 | 若草 | |||
竹田勝生 | 三升 | |||
専務理事 | 川北三男 | 松屋 | ||
会計 | 高山清 | 角喜 | ||
伊藤俊蔵 | 美鶴 | |||
■第二代 昭和38年 | ||||
組合長 | 藤井喜一 | 金波荘 | ||
副組合長 | 伊藤文二 | 若草 | ||
竹田勝生 | 三升 | |||
川北三男 | 松屋 | |||
会計 | 高山 清 | 角喜 | ||
加藤信子 | 古梅軒 | |||
■第三代 昭和53年 | ||||
組合長 | 岡村初博 | 老松 | ||
副組合長 | 北野 薫 | 蓬菜荘 | ||
専務理事 | 松尾茂夫 | 魚留 | ||
■第四代 昭和59年 | ||||
組合長 | 高山 清 | 角喜 | ||
副組合長 | 梅川昭典 | 梅川 | ||
田端秀夫 | 田端屋 | |||
上田秋ニ | ヤマニ | |||
会計 | 伊藤隆明 | 若草 | ||
■第五代 昭和63年 | ||||
組合長 | 平松 実 | みかさ | ||
副組合長 | 伊藤 功 | 伊沢屋 | ||
名誉顧問 | 岡村初博 | 老松 | ||
顧 問 | 北野 薫 | 蓬菜荘 | ||
高山 清 | 角喜 | |||
水谷 勇 | 両口屋 | |||
■第六代 平成6年~ | ||||
名誉顧問 | 岡村初博 | 老松 | ||
顧問 | 平松 実 | みかさ | ||
組合長 | 伊藤隆明 | 若草 | ||
副組合長 | 三谷美明 | 近畿荘 | ||
伊藤正和 | 魚義 | |||
上田秋ニ | ヤマニ | |||
監事 | 高山 清 | 角喜 | ||
伊藤安文 | 涼風荘 | |||
宿泊委員長 | 坂井孝二 | BH三徳 | ||
会計 | 田端秀夫 | 田端屋 | ||
理事 | 石井昭 | つるや | ||
伊藤功 | 伊沢屋 | |||
内田勝久 | 栄屋 | |||
岡 昭 | 桜水楼 | |||
大森重信 | 美杉 | |||
市川英美子 | つばき | |||
国枝志げ子 | 夕凪荘 | |||
※調査中 |
■第〇代 平成〇年~ 組合長 坂井孝二 BH三徳 副組合長 伊藤正和 魚義 伊藤真司 涼風荘 監事 三谷美明 近畿荘 大川隆三郎 魚儀 宿泊委員長 伊藤明徳 若草 会計 理事 |
津まつり参加記録
激動の昭和
津祭 津のイベントの一つの津祭には古くからの歴史がございます。寛永9年(1632年)に、藤堂高虎「津城藩主」の後2代藩主になられた、藤堂高次が八幡神社を現在の地(以前は垂水の山にあった)に移し、同時に慶長13年(1608年)に津城に入府した藩祖高虎の霊をまつりました。 そこで、高次は、八幡神社に社領300石を与え、各町に祭礼を営むように命じました。 そして、3年後の寛永12年(1635年)に藩費を貸し出し、津町にまつりを奨励したことによって盛大になったのが、「津まつり」の起源とされ、360有余年の歴史を誇る伝統行事として親しまれています。かつての津まつりは、津市の南にある八幡神社の祭礼として、各町の出し物が隊列をなして練り歩き、非常に大規模なまつりとして賑わいました。 現在は、古くから伝わる伝統芸能である「唐人踊り」「しゃご馬」「八幡獅子」「入江和歌囃子」などに加え、「高虎太鼓」や和船山車「安濃津丸」、総おどりやフリーマーケット、各種ステージイベントなど市民あげてのまつりとして多くの人手で賑わいます。資料「津市役所きょうみ津々24」より
日 時 毎年 十月 体育の日
場 所 津フェニックス通り、お城公園、お城西公園、観音公園とその周辺をメイン会場とした市内各所
津まつり参加記録
激動の昭和
安濃津丸
毎年10月津の街の大イベント「津祭」が開催され、多くの人々が訪れます。平成12年の祭では、北海道のよさこい音頭を取り入れチーム別で、夜の9時まで、踊り歩き、大盛り上がりでした。津旅館料理業組合でも、津祭の名物でもある「安濃津丸」の船頭として参加しております。一日船長として、毎年芸能人にも参加していただき、過去に「渡辺美奈代さん、細川ふみえさん」と一日船長を勤めていただきました。平成12年には、NHK大河ドラマ「徳川三代葵」津城の藩主藤堂高虎役の田村亮さんに乗船いただきました。
津まつり参加記録
激動の昭和
津商工会議所・津青年会議所主催のグルメ通り
津旅館料理業組合では、青年部が毎年津祭でのグルメ通りに出店しております。毎年多くのお客様がご来店いただいており、大評判でございます。是非津祭にお越しの際は、お立ちよりください。
平成12年メニュー/串かつ
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